30代後半からの妊活〜人工授精と体外受精を経て無事妊娠〜

人工授精と体外受精後に妊娠できた自分の経験談について詳しくブログに。少しでも妊活女性たちの力になりたい

体外受精の採卵について

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 体外受精を検討している方に少しでもパワーを届けられたらと願い書いています♡

いよいよ体外受精に向けて通院がスタートしました。

生理2日目に受診して子宮の状態をまずはチェックします。そして排卵時期に向けて、採血で身体の状態チェックをしてもらいながら、処方された飲み薬を飲むだけ。そうこれだけなんです♪痛いこともありません。採血の際の注射くらいかな。(通常の採血です)笑

そして、排卵の時期が近づくといよいよ「採卵日」手術を決めます。手術というとなんだか大袈裟です(一瞬で終わるため。笑)けど。

ここがおそらく大事だったんだろうなって経験して思いますが、看護師や先生が採卵びをこの日にしたいと思うけど仕事の都合は?という質問がきます。

仕事をしている女性には平日の休みや半休が厳しいところで、実際私もこの頃は仕事を優先し

出来るだけ仕事が無理なく休める日を看護師に伝え、調整してもらっていました。

 

調整?!という疑問にお答えますね。採卵は卵を一番良い状態で外に出したいので、飲み薬や鼻薬で患者の都合に合わせた採卵日にベストな状態が訪れるよう調整してくれるのです。

ただし、薬の力に頼るワケで本来なら、先生や看護師がおすすめしてくれる採卵日に採卵するのがベストだったんだろうな・・と今は反省しています。初めての採卵はこうして私も仕事の都合を優先し調整の上採卵日に採卵したのです。

 

採卵日。手術服に着替えベッドで待ちます。私の時は常に4.5人の女性が同時に採卵の日を

迎えていました。(人がいると安心しますし、しっかりお顔を合わせることがないように配慮してくれています。)そしていよいよ、私の名前が呼ばれ看護師さんと手術室へ歩いて向かいます。手術室は薄暗い8畳程度の研究室のような場所にベッドといつもの主治医に看護師2名が待っていました。

子宮のチェックをするような体勢ですが、上半身はベッドに横になり仰向けになります。看護師が手を握ってくれ、心配な患者さんの気持ちをしっかりサポートしてくれます。

いよいよ採卵。消毒はいつもの子宮のチェックと同じ。続いて先生が「一瞬だけチクンとするけど頑張って!」と。どんなレベルのチクン?!とドキドキしましたが、注射の針のような物が下から体内にチクッと入ってくる程度。ん??もう終わり?!!というレベルです。

 

生理痛のある女性はよっぽどそっちの方が痛いです!注射針のような細い針が、スピーディーに一瞬でチクッと入ってくるだけ。その小さな針穴から卵が吸い取られ終わります。笑。

その後、少しの間出血があるからとガーゼを詰め詰めされます。笑(意外とガーゼ量多い)

これもタンポンを詰めてるようなもの。痛くなんかありません。

ハイ終わり。手術台に寝そべって10分もたたずに採卵術は終わります。

あとは卵の状態を教えてもらうため、お話しする部屋へ。

「今回は○個の卵子が採取できました」や「卵子の状態はとてもいいよ」とかいう話を看護師から聞きます。次に、この卵子と旦那さんの精子を培養士さんが掛け合わせ1日目、2日目と様子を見てくれるわけです。

 

ここで採卵時のお話しの補足ですが、必ずしも採卵時に卵子が100%採取できるとも限りません。おそらく、数回の体外受精を経験した自分の憶測ですが、薬のせいでもない、先生のタイミングの間違いでもない、自分の身体の状態なのです。会社でのストレスを感じることが多かった月であった、夫婦喧嘩が多かった時期だったというだけでも結果が変わってくるように思いました。そして、採卵も通常1〜2個採取できることが平均して多いそうですが、3.4個採取できる人もいるようですね。

 

そして、採卵日にもう一つ大きな仕事があります。先ほどもかきました旦那さんの精子採取作業。これは、前向きに妊活してくれる旦那さんとそうでない旦那さんとで苦労される女性が多いです。採取にも2パターンがあり、選択できます。事前に自宅等で採取し直径3センチ深さ4センチ程度のケースをもらいそこに採取して採卵時女性が病院へ持っていく方法。もう一つは、病院内に男性が好むビデオが様々(おそらくその病院の先生好みですが、種類はたくさんあったらしい。笑)あり、小さな個室に入って男性が自らその場で採取しケースに入れて看護師へ預ける方法です。聞いた話では意外に後者が多いらしいです。旦那さんがしっかり病院内でうろうろしているのは頻繁です。だから抵抗を感じる男性も多いかもしれませんが、院内は男女半々しっかり奥様をサポートしている素敵な旦那様が多いんですよ。

 

次回は培養士さんが1.2日卵子精子の授精の様子を伝えてくれる話しをしますね。